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2009年11月17日
炉開き
こんにちは、高木です。
先週は千葉からYさんが遊びに来ました。
今年の春に千葉へ引越された友人です。
久々・・・
と書きたいところですが、
実は毎月札幌へ来てくれます(笑)
(クレールにも来ていただいてます。感謝です)
今回もお食事会♪
行きつけの『れんげ堂』さんです。
そしていつものように注文は決まって、
「ピータン」「海老蒸し餃子」「涼麺」「酢豚」「杏仁豆腐」・・・。
ここに来たら、これを食べなきゃ!って胃袋が舞い上がります(笑)
海老がプリプリ。皮はモチモチ!
グロテスク??でもこちらのは全く臭みがなく大好きです。
たっくさん頂き、お腹いっぱいになっても
翌日の胃もたれが全くないのも不思議。
上質の素材と、シェフのやさしい気持ちが入っているからでしょうね。
また、たっくさん食べに伺います!!
日曜日はお茶事の『炉開き』でした。
(お茶のブログが続きますが)
『炉開き』とは、名のとおり「炉」を開くことです。
炭を入れていきます。
寒くなるこの時期から暖をとりやすいように、
「炉」(小さな囲炉裏)を開きます。
逆に5月頃から10月までの暖かい時期は火を遠ざけるため、
「風炉(ふろ)」で行ないます。
いずれもお客様に対する配慮です。
炭入れのあとは、お香が入り茶室中に香りが…
そして『炉開き』には夏に摘んで寝かせていた新茶をはじめて使います。
大きな壷に入っているのですが蓋の密閉されている部分を切り、
新茶を開けてくれます。
これを「口切り(くちきり)」といい、
『炉開き』ならではの儀式です。(写真を撮れなかったのが残念)
その後にお食事。
お弁当もキレイです。
こちらでは、とあるセンターの茶室なのでお弁当ですが、
私が田舎で習っていた時は先生のご自宅でしたので
お食事も全部、お手製でした。
もちろん懐石料理です。
お料理を運ばれてくる順番もさながら、
頂く順番、食べ方、お箸の使い方・・・などなど。
そのときに色々と作法を教えて下さり、
それが今、様々な場面で活躍しております(笑)
お食事の後は、お濃茶。
初めにお菓子をいただきます。
「亥子餅」
『炉開き』は亥(い)の付く月に行いますので
「亥子餅」とよばれるお菓子が出されます。
猪は子をたくさん産むことから子孫繁栄を祝うという由来からだそうです。
大先輩のお点前。濃茶はお茶を練るように点てていきます。
お濃茶は、一つの茶碗を皆でいただきます(回し飲みです)
薄茶と比べとろ~っとしており、香りも高くとっても美味しい。茶事の時でしか頂けません。
そのあとに薄茶。
薄茶の時のお菓子。季節を表わしています。
この『炉開き』は「茶人の正月」とも呼ばれ、
茶事の中でも一番重要な行事。
何度か経験させていただきましたが、
1年1年と色々勉強となり、身についてもきます。
今回はとくに配慮。
相手に対してはもちろん、お道具、お花・・・
もてなしの裏にはたくさんの配慮がされていることを。
めんどうなことだ。
と、一言で片付くことかもしれませんが、
「真心」あってのことなのかなと、
また少しわかってきた気がします。
投稿者 Clair : 2009年11月17日 10:00